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制作の意図
岡崎 光治(談)
 曲を作るに際して東北大学の歴史を勉強させていただき、凄い諸先輩を戴く大学であると改めて思った。その気持ちを込め、みる、きく、考える、進む、この4つの言葉をキーワードとして、曲を作った。<東北大>、<広瀬川>、<青葉山>といった、イメージを限定するような言葉を避け、できるだけ少ない言葉に絞り込むことで、逆に東北大のイメージの広がりを表現しようと思った。
 第一曲では<みる>と<きく>をテーマにした。ぼんやりと<見る>、<聞く>段階から、真のものを奥底まで<観る>、<聴く>までの段階を歌い、周囲に流されない東北大のアイデンティティを歌った。続いて第二・第三曲は、<みているか>、<きいているか>と自分たちに問いかけ、終曲で<私たちはみる、きいている、考える、進む>と歌う。2度前後で上下する音型を東北大のテーマとし、こばまず、公平に、垣根なしにみるという東北大人の姿勢を表現した。
 第二曲にはソプラノソロが入る。<愛>がテーマである。<自分>への愛、<仲間>への愛、そうした<身近な事象>への愛が高まり、また深くなって<学問>、<自然>、<世界>への愛がごく自然な形で醸成される、そんな過程を表現した。この愛からすべてのエネルギー、インスピレーションが出てくると思うからだ。
 伴奏にはポジティーフオルガンを配した。オルガンの歴史は紀元前4世紀に遡るわけで、オルガンこそは先祖が慈しんで作ってきた最高のものと思う。オルガン研究は土木、建築、数学など様々な要素を含む。このようにオルガンは美術的な要素、建築的な要素、もちろん音楽的な要素を含んでおり、大学の知の在り方を表現するにふさわしい楽器と思った。
 学生諸君には、彼らの持つ誠実さ、熱意、底力といったものを表現してもらいたいと思う。


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